【農家は知っておきたい】補助金のメリット・デメリット

こんにちは。
『農家のミカタ』広報担当の杉本です!
『農家のミカタ』では何かと経費がかかってしまう農家さんに補助金の活用を推奨しています。
ですが、補助金にはデメリットも存在します。
改めて補助金を活用するうえでのメリットを含めて「補助金のメリット・デメリット」をご説明します。

◆メリット

補助金
まずは、補助金のメリットから。
補助金は様々な作業に経費が掛かってしまう農家にとって強い味方です。

・原則返金不要
金融機関からの融資などは返済義務が存在しますが、補助金を受け取った場合には原則として返済は不要です。

・利息がかからない
上記と同様、金融機関からの融資などは利息が掛かりますが、補助金は借入ではないので利息の支払は不要になります。

・適用範囲が広い
補助金の適用範囲は広く設定されています。
これは、補助金が国や地方公共団体によって行われる新規事業や創業促進といった国策を着実に推進させる支援になっているからです。

・種類が多い
助成金などの他の制度と比べると、補助金は種類が多いです。
補助金は、国・地方公共団体が税金を活用し政策目的の実行や達成に向けて企業や個人などを支援する制度です。
国・地方公共団体が予算を組んだ後や補正予算が組まれた後に募集をされるのでその分種類が多くなります。

◆メリット

補助金

次に、補助金のデメリットについてです。
農家にとって強い味方の補助金ですが、もちろんデメリットも存在します。

・後払い
よく補助金は先に出るものと勘違いされがちですが、基本的に補助金は後払いです。
農家さんでも勘違いしている方は多いのではないでしょうか?(私も勘違いしてましたw)
補助金を申請する前には、申請予定の事業総額と同額の資金を用意しておきましょう。

・公募期間が短い
補助金は、予算(上限額)や最大件数が決まっている為、抽選や先着といった公募方法を用いる場合がほとんどです。
また支給要件の発表があってから締切までの期間が短いという特徴があります。
気の高い補助金であれば公募期間前に公募を終了する場合もあるので、日頃から募集に対してアンテナを貼っておく事をおススメします。

・申請しても貰えない可能性がある
補助金は、申請すれば必ず承認される訳ではありません。
補助金の原資は税金で予算の範囲は限られていて審査も厳しい為、申請しても貰えない可能性があるのです。

・支給までの時間が長い
補助金の審査は予算や採用件数に限りがあるため厳しく行われます。
その為、審査に時間が掛かってしまい申請から約1年後の後払いとなるケースも珍しくありません。

・申請書類の作成が面倒
補助金はお金に関わる事なので、申請書類が多く申請書の作成が大変です。
審査も厳しいので細かい所まで気にして作成しなければならずかなり面倒な作業になります。

◆まとめ

補助金
補助金は有難い制度ですが、その分デメリットも存在します。
デメリットも把握したうえで補助金を上手く活用し農業の経営を安定させましょう!


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